<前回のおさらい(2024.8)>
視覚障害者が安心安全に信号横断するための基本情報
【趣旨】
現在実用化されている設備を使っての、視覚障害者が信号を安全に渡るための基本情報を示しました。
これらを共通認識とし、警察や行政に信号機を要望する際の参考となりましたら幸いです。
(以下の内容については、歩行訓練士の方にも確認していただきました。)
なお、お住まいの地域の道路状況、周辺の音環境や設置場所等の実情に合わせ、まずは警察、行政へ相談されることを推奨します。また以下の情報は今後、詳細部分についてなど更新することもありますことをご了承ください。
【安心、安全に信号横断するための基本情報】(
- 音響式信号機(音響付加装置)の設置。
- エスコートゾーン(横断歩道上の点字ブロック)を敷設。
- 夜間など音を止める場合は、信号待ちの場所で、アナウンス(信号が青になりました)や振動する補助装置などにより、信号の状態がわかる。
- 押ボタン箱を設置する場合は、ボタン位置を知らせる「位置表示音」を設置
- シグナルエイドに対応する信号機の増設
- 青信号が点滅に変わったことが分かるよう音響音を変化させる(今後の要望)
- その他
①横断歩道周辺の点字ブロックが正しく敷設されているか確認。
②歩車道境界ブロックについて:車いすや視覚障害者以外にも配慮した歩車道境界ブロックであり、視覚障害者が足裏などで認識できるか、ブロックの形状を確認。
以上